システム開発でのSEの仕事の1つである上流工程は、すべてのプロジェクトを統括して、仕事を進めていくことができる点が大きな魅力です。また、初期の内から仕事に関わることになるため、クライアントと直接意見交換できる点も、SEとしてやりがいのある部分といえるでしょう。
システム開発の上流工程では、基本的にプログラミングなどの仕事ではなく、システム自体をデザインする仕事が多いのが特徴です。そのようなこともあって、システム自体に関わるだけではなく、スケジュールの管理や予算の調整など幅広い業務を行う必要があります。視野を広く持ちながらプロジェクトに参画できるため、プロジェクトを成功させた際には大きな達成感が得られることが少なくありません。

クライアントに随時ヒアリングを実施して、しっかりとまとまった形で下流工程に情報を伝達して共有するのも、上流工程の仕事です。特に大規模なプロジェクトのシステム開発を行っている場合には、些細な仕様変更にも気を使うことが欠かせません。しかし、自分の仕事が上手くいけば、プロジェクトもスムーズに完了させることができるため、その点でもやりがいを感じるケースは多いでしょう。
上流工程の仕事は、基礎的な部分を皮切りにクライアントの希望や要望に従って企画立案し、プロジェクトをまとめなければならず、責任は大きいものとなります。ですが、その分色々な面でやりがいを感じながら、業務に取り組める魅力的な仕事といえます。
このようにやりがいを感じられることについては、“システム開発の成功を左右する上流工程について“に書かれており、その他資格や案件の探し方などにも触れられているので一度は目にしておくといいかもしれません。